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公務員試験の参考書 2

公務員試験の参考書 2

引き続き、公務員試験の参考書を紹介します。この記事の前に「公務員試験の参考書 1」を読まれることをおすすめします。(参考書の使い方や留意すべき点などが含まれています。)(以下のリンクは、それぞれの書名によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページに行きます。)

4.まるごとシリーズ(実務教育出版)…「行政5科目 まるごとパスワード」、「行政5科目 まるごとインストール」、「法律6科目 まるごとエッセンス

「公務員試験の参考書 1」でメインの参考書として決めた本が挫折した場合、このシリーズが使えるかもしれません。このシリーズは公務員試験に必要な最低限のポイントをまとめた要点整理型の参考書です。

メインに使えるテキストというよりも初学者向けの入門書といったほうがいいかもしれません。コンパクトにまとめてあるため、基礎から学ぶのにはいいのですが、やはり、詳しい参考書や過去問への前段階と位置付けるべきです。

本気で取り組みたい科目で参考書に挫折した場合に立ち返るには適切です。本シリーズで基礎を固めたら、やはり「公務員試験の参考書 1」で取り上げた参考書に取り組むべきです。

一方、別の記事に述べたように、なるべく捨て科目を作らないのが理想ですが、本シリーズでは、捨て科目に対する効率良い基本書という使い方が出来ます。なお、捨て科目であっても過去問とその関連事項や選択肢のチェック・暗記をすることが大切です。

現在、一般知識系の2冊(「一般知識まるごとチェック!」「一般知識まるごとクエスチョン」)と法律・行政系の3冊(「行政5科目 まるごとパスワード」「行政5科目 まるごとインストール」「法律6科目 まるごとエッセンス」)が出ていますが、他の科目でも出版が期待されるところです。

なお、このシリーズの評価が高いのは専門科目系です。法律・行政系の3冊は非常に素晴らしいと思います。一方、一般知識系の2冊はおすすめしません(「光速マスター」や他の本に比べ、公務員試験に必要なボリュームが足りません。)

以上の点から、この本は、参考書が挫折した場合の入門書(メインはあくまで参考書です)や、捨て科目の参考書という使い方が出来れば、十分に適切な本です。

5.「光速マスター」シリーズ(実務教育出版)

人文科学、自然科学、社会科学の3冊が出ている一般知識系科目の参考書です。大卒・短大卒の公務員で、国家Ⅰ種でも狙わない限り、国家・地方問わず幅広く使えます。

参考書といってもキーワードを中心に簡潔にまとめた要点整理型の参考書です。高校時代に真面目に勉強された方には、効率良く復習に使えます。一方で、高校レベルの基礎学力が無い方にはきついかもしれません。

もちろん、人文科学、自然科学、社会科学それぞれが多くの科目を含めています。例えば、日本史・地理はこの本をメインに問題集を解いていく一方で、世界史は過去問のみにとどめるなど、科目ごとに個別の対応をするという使い方が出来ます。

先にも述べたように、なるべく捨て科目を作らないのが理想ですが、志望先の出題数が1~2問程度で、全くの基礎知識がない科目は捨て科目になりえます。しかしその場合でも、過去問には取り組み、解くことを目的にせずに解いた後のフォロー(選択肢ごとの見直しや関連事項の暗記)を重視した受験勉強をするべきです。

この本は、本気で取り組む科目は問題集と並行して暗記を進めていく一方、過去問を解いたあとのフォローに用いることが出来ます。また、捨て科目でも、過去問を解いた後のフォロー(辞書代わりに用いて必要な事柄を暗記するなど)の使い方が考えられます。

いずれにせよこのシリーズは、コンパクトにまとまったタイプなので、基礎知識無くある科目をこれだけで学んでいくのには向いていません。一方、ある程度自信の科目があればメインにすることが出来ますし、捨て科目のフォロー用に用いることも出来ます。

現在、一般知識系科目の総まとめ集的な参考書で、このシリーズに代わるような本はありません。データなどの情報が古かったりするのですが、「受験ジャーナル」などで補充したり、問題集と並行して相乗効果を生み出す使い方が出来れば、おすすめできるシリーズです。

次回以降の記事で、Wセミナーや他のシリーズなどを取り上げたいと思います。