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公務員試験の参考書 1

公務員試験の参考書 1

公務員試験の受験勉強ですが、参考書(テキスト)を読み進め、並行して対応する問題集を解き進め、問題集を3~4回程度繰り返すことが基本です。

また、出題数の少ない科目も、負担の重くならない参考書・問題集を選んで2回は繰り返し、捨て科目をなるべく作らないことも大切です。志望先にもよりますが、出題数の少ない科目は、レベルの易しい問題が出やすい傾向があるからです。

ここでは、公務員試験の受験対策として、問題集と並行して進められる各科目の参考書を取り上げます。(以下のリンクは、それぞれの書名によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページに行きます。)

1.「TAC on LIVE まるごと講義生中継」シリーズ(TAC)

公務員試験をはじめ各種資格受験予備校を全国展開するTACから市販されているシリーズです。TACの講義を再現した見事な内容という評価が高く、独学者にも分かりやすい定番テキストです。「国家Ⅱ種・地方上級」のシリーズで、大卒の一般的な公務員(市役所の行政事務系など)にも十分対応出来ると思います。

かつては、公務員試験のテキストといえば、同じTACの「Vテキスト」シリーズだったのですが、競合各社から次々に良書が出版され、「Vテキスト」は独学向けとしては中途半端な内容で、見劣りが目立つようになりました。

そこでTACから、より独学向けという明確なコンセプトで、この「TAC on LIVE まるごと講義生中継シリーズ」が出ました。本当に基本的なところから分かりやすく、各科目に初めて取り組む際に適切な教材です。

特に民法は、非常に評価が高く好評です。他の科目もとても素晴らしいシリーズです。ただ、数的処理系の科目に限っては問題数が少なすぎますし、他社のシリーズから良書が出ています(別の記事で紹介します)。

このシリーズは、あくまでもテキストという位置づけであり、実戦的なものではありません。このシリーズに限らず、参考書だけでは問題を解く力は付かないことに留意してください。先にも述べましたが、参考書と同時に、必ず問題集を並行して取り組むべきです。

以上の点から、このシリーズは、過去問ベースの問題集と並行して進める参考書(テキスト)として最適だといえます。過去問から先に取り組むことの重要性は、当サイトの「公務員試験の問題集」の記事を参考にしてください。

2.「出る順必修基本テキスト」シリーズ(LEC)

資格受験予備校のLEC(レック)が、授業をもとに編集した参考書です。「TAC on LIVE まるごと講義生中継シリーズ」(TAC)と並んで独学向けに最適なテキストといえます。分かりやすい構成と読みやすい文章ですし、このシリーズと「TAC on LIVE まるごと講義生中継シリーズ」が、各科目の参考書選びの第一候補どうしといえます。

特に専門科目の評価が高く、頻出事項をきちんと押さえてあります。同じLECから出ている「ウォーク問」シリーズとの組み合わせは、公務員試験の受験勉強で「参考書+問題集」の定番パターンのひとつになっています。

もちろん、この本も参考書である以上、「TAC on LIVE まるごと講義生中継」を使う場合と同様に、過去問ベースの問題集を並行して進めることが必要です。

3.Vテキストシリーズ(TAC)

公務員試験の受験勉強で「参考書+問題集」の定番といえば、かつてはTACの「Vテキスト」+「Vトレーニング」でした。しかし、競合各社から良書が次々と出るようになり、TAC自身、「TAC on LIVE まるごと講義生中継」という、はっきりと独学者を意識した良書を出しています。

内容自体は悪くないのですが、「TAC on LIVE まるごと講義生中継」のほうが分かりやすく、人気があるとはいえないシリーズです。

※参考書の学習上の注意

公務員試験の参考書としては、科目ごとに「TAC on LIVE まるごと講義生中継シリーズ」または「出る順必修基本テキスト」を読み進め、並行して過去問ベースの問題集を進める、というのが一つのパターンです。

ここでは2つのシリーズを取り上げましたが、参考書が分からなかったりして挫折した場合、項目によってお互いのシリーズで補い合ったり、一方から他方に乗り換えることも大切です。但し、受験勉強全体としては、各科目ごとに一つのシリーズに絞り、中途半端な学習で実力が身に付かないことだけは避けるべきです。

また、他の参考書で評判が高いものについては、後の記事で取り上げます。2つのシリーズとも挫折した場合の参考になさってください。