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公務員試験の問題集 2

公務員試験の問題集 2

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3.「20日間で学ぶシリーズ」(実務教育出版)

このシリーズの対象となる公務員試験は、国家Ⅱ種・地方上級から市役所に至るまで、大卒であれば幅広く使えます。

実務教育出版はこのシリーズを、「テキスト+演習書」というコンセプトで売り出しています。前身である「よくでるシリーズ」の改訂版ですが、ちょうど20項目で構成され、計画の立てやすいシリーズです。

短期間で要点を整理し、すぐに問題演習にとりかかるタイプの問題集です。すべての項目に対応していませんが、効率よい学習をしたい科目には適切といえます。

20項目の構成は、必ずしも公務員試験の範囲すべてに対応していることを意味しません。ポイントを絞った良書ではあるのですが、解説の詳しさは「ウォーク問」シリーズが勝っていますし、一通りの範囲を網羅している点でも、「ウォーク問」「新スーパー過去問ゼミ2」シリーズに劣ります。

以上の点から考えて、出題数の多い科目(憲法、民法、経済学など)では物足りないのですが、出題数の少ない科目を手っ取り早く仕上げたい時には威力を発揮します。

特に、国際関係、労働法は評価が高く、問題集として使えます。また、一般知識は、このシリーズだけでは物足りないのですが、科目によって、自分が苦手な科目の補充という使い方が出来ます。

このシリーズは、問題集として第一候補とはなりにくいのですが、マイナーな科目や苦手科目の補充にはおすすめです。なお、各科目によっては意外にボリュームがあり、20日間で済ませられるとは限らないことに注意が必要です。

4.「教養分野別問題集」・「専門科目別問題集」シリーズ(実務教育出版)

毎年改訂される公務員試験の予想問題集で、相当のボリュームがある本格的な問題集です。しかし、本シリーズは公務員試験の受験勉強では、仕上げの時期に取り組むべき問題集です。

公務員試験の受験勉強では、参考書を読み進めながら、真っ先に「ウォーク問」「新スーパー過去問ゼミ2」シリーズなどで、過去問中心の問題演習を行うのが定石です。公務員試験は短期決戦の実務試験であり、過去問を後回しにするのはナンセンスです。大学受験などに比べても、過去問の傾向がストレートに反映されやすい試験だからです。

従ってこの「教養分野別問題集・専門科目別問題集」シリーズは、過去問ベースの問題集を何度か(科目のウェイトにもよりますが、理想は3~4回です)繰り返したあと、総仕上げ時期に実力を確認するための2冊目以降の問題集という位置づけで考えるべきです。

また、このシリーズは、マニアックな問題もあり、公務員試験の問題集のなかで最高水準の難易度でもあります。以上の点から考えると、過去問が最高の予想問題集であり、「ウォーク問」「新スーパー過去問ゼミ2」シリーズなどを繰り返すことを優先して征服できれば、このシリーズは必ずしも必要はありません。

公務員試験の問題集は他にも良書があります。後の記事で、TAC、Wセミナーなどの問題集も紹介します。