大学受験・漢文勉強法:音読
前回の記事では大学受験の漢文において、基礎知識の修得と問題演習について述べました。しかし、漢文の問題演習は、すべての科目の受験勉強全体のバランスから考えて、あまり熱心にやり過ぎることは現実的ではありません。
大学受験は、試験科目それぞれの比重を考えて進めることが基本です。漢文の配点が特別高い大学は別として、ほとんどの受験生は漢文ばかり力を入れることは効率的な受験勉強とはいえません。
もちろん漢文の問題演習は重要な受験勉強です。しかし、それだけに時間を割くわけにもいきません。
そこで、漢文を音読することをおすすめします。音読といっても単に読むことを意味しません。ここで言う音読とは、単に目で文章を追うだけではなく、句形や単語を確実に頭に入れていく作業です。
漢文独特の言い回しや物語の展開など、声に出して読むことで体感的に入れていきます。問題演習の参考書で問題を解いたら、何度も繰り返し同じ文章を音読します。
この音読のときに、句形や単語、現代文とは異なる表現を意識的に確認しながら読むことは、多くの問題演習に匹敵する効果があります。
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