大学受験勉強法:数学(中堅~難関)
大学受験の数学のうち、今回は偏差値50台後半以上の大学を志望する方を対象に受験勉強を紹介します。ここでの想定は、おおむね国公立は地方上位以上、私立はMARCH以上とお考えください。
大学受験の数学はまず基本から大学受験レベルまで引き上げる網羅系参考書に取り組みます。今回のレベルの方は、大学受験の数学:チャート式の違いを見て赤(「チャート式」)・青(「チャート式 基礎からの数学」)・黄(「チャート式 解法と演習数学」)チャートのいずれかを選ぶか、チャートシリーズが合わなければ大学受験・数学の参考書:入試基礎固めを見てニューアクションシリーズを選んでください。
この網羅系参考書はどのレベルの方も1つのシリーズをこなせば十分です。このレベルの方でこの段階は理想的には高3の初め~1学期までには終わらせておきたいところです。
しかし、この段階が不十分であっても、数学で分からなかったところを調べたり、自分が選んだシリーズを常に手元で参照することを通じて、工夫次第で遅れをカバーすることが可能です。
大学受験勉強法:数学の問題演習(中堅~難関大レベル)
一方、夏休みから2学期以降は実戦的な問題演習に入ります。このレベルの問題演習には、大学受験・数学の参考書:入試基礎固めで取り上げた「1対1対応の演習(東京出版)」または「数学標準問題精講(旺文社)」に取り組みます。偏差値60前後の志望校の方はこの後、大学受験:過去問・予想問題集の記事を参考に、過去問・予想問題集の演習に入って入試本番まで備えます。以下、各自の志望校のレベルまで、各段階の問題集を1冊ずつ順を追ってこなしてください。
偏差値60台の志望校の方は、「1対1対応の演習(東京出版)」または「数学標準問題精講(旺文社)」のあと、大学受験・数学の参考書:入試標準レベルで取り上げた「良問プラチカ(河合出版)」または「新数学スタンダード演習(東京出版)」をこなした上で、大学受験:過去問・予想問題集の記事を参考に、過去問・予想問題集の演習に入り、入試本番に備えます。
偏差値70以上の志望校の方は、「良問プラチカ(河合出版)」または「新数学スタンダード演習(東京出版)」をこなしたあとは、「やさしい理系数学(河合出版)」が一番のおすすめです。また、東大理3志望の方は、「ハイレベル理系数学(河合出版)」または「新数学演習(東京出版)」に着手しましょう。いずれの参考書も大学受験・数学の参考書:入試発展レベルで紹介しています。その後、大学受験:過去問・予想問題集の記事を参考に、入試本番までの直前期に入ります。
なお、これらの問題演習は途中の段階を省いては効果がありません。例えば、偏差値70以上の志望校レベルの方は、「1対1対応の演習(東京出版)」または「数学標準問題精講(旺文社)」から「やさしい理系数学(河合出版)」に至る全ての問題集を1冊ずつこなしてください。